吉野亜矢子の記事一覧
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2020.3.4
どんな子でも本好きに! 読書の楽しみを味わえる魔法の本の共通点
アメリカで生まれた『パンツマンたんじょうのひみつ』という本があります。全米でシリーズ5,000万部を突破したメガヒット児童文学で、『スーパーヒーロー・パンツマン』というタイトルで映
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教育を考える/体験 2019.12.19
子どもから家族にプレゼント? 思いやりの心と読み書きスキルを伸ばす、イギリスのクリスマス
12月も半ばを過ぎると、日本でもクリスマスが気になり始めるのではないでしょうか。小さな子どもがいる家庭にとっては、大きなイベントですね。 忙しい師走。年末のあれこれに加えて、
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教育を考える/体験 2019.12.9
縄跳び100回で1ポンド? お金のやりとりで終わらない、イギリスの子どもの募金活動
年末が近づいてくると、日本でも寄付を募る声が駅に響くようになりますね。歳末助け合いや赤い羽根募金、災害時の助け合いの募金のように、寄付文化は日本にも強く根付いています。 イギ
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あたまを使う/英語 2019.11.5
集中力アップの秘訣は○○? 英語を学ぶ子どもたちのためのグレーデッド・リーダー
イギリスの小学校には、検定教科書がありません。そんななか、約80%以上の小学校で「国語」の副読本として採用されているリーディング教材「オックスフォードリーディグツリー」について以前
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あたまを使う/英語 2019.9.26
読書スピードが2倍、文章理解が2割アップ!? 読書教育に効果的な「ゲームブック」
(この記事はアフィリエイトを含みます) さて、子ども向けの物語や読書の境界線が広がっている、というお話を以前何度かしました。一昔前まででしたら「読書」の位置付けは「出版された
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.7.21
絵本を聴きながら旅しよう。いつでもどこでも本を楽しめる、アメリカ発「オーディオブック」の魅力
(この記事はアフィリエイトを含みます) イギリスの夏休みは7月の終わり頃から。ちょうど日本と同じ時期です。大きな違いは夏休みの宿題がないことで、1ヶ月半まるまる、子供達は家庭
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あたまを使う/教育を考える/体験/英語 2019.7.19
5歳児が市場調査から販売まで! ビジネスの基礎を学ぶイギリスの「エンタープライズ教育」
夏休み前の数週間、イギリスの小学校は楽しい行事が目白押しになります。6年生は全国統一の学力テストSATSを終え、再び体験型の学習が始まります。お天気に恵まれ、遠足や地元の自然観察が
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.6.28
参加型の読み聞かせで本好きな子に! 親子の対話を引き出す、インタラクティブな絵本たち。
(この記事はアフィリエイトを含みます) 上の子供がまだ小さかった頃、日本に住む私たちのところへ、イギリスの義父母から一冊の本が届けられました。ジャン・ピエンコウスキーの Ha
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.6.12
子どもに新たな読書体験、物語作り体験を! お話を作って遊べるボードゲーム3選。
(この記事はアフィリエイトを含みます) 子供に文学に親しんでもらいたい、と考えている親御さんは多いはずです。でも、そもそも「文学」とは何でしょう? すぐに思い浮かぶのは、名作
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.5.28
テレビ、ゲーム、インターネット。メディアとの付き合い方と、身につけたい能力「トランスリテラシー」
ある日曜日のこと、テニスのレッスンから帰って来た下の子供が「何をしようかー」と言いました。私はちょっと困ってしまいます。彼がこう言うときは決まって、インターネットで動画を見たいか、
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あたまを使う 2019.4.18
英語話者=50数ヶ国語話者!? 幼少期から始めたい文学教育と、魅力あふれる世界の絵本
この連載のタイトルは「ものがたりが開く世界への扉」ですが、ちょっと目を上に向けていただけるとサブタイトルが見えるかと思います。「子どものための英文学」となっていますね。一番最初の記
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.4.4
子どものメンタルヘルス週間とは? 幼少期から家庭で「心の健康」を守るのに役立つ絵本たち。
今年2月の頭、小学校から帰ってきた7歳の下の子供が「今日はね、ぼくは青(ブルー)だったの」と言いました。「あら、憂鬱だったの?」と尋ねると、とても嬉しそうに、「そうなの!」と宣言。
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.3.21
イギリスの小学校の宿題にも登場! ネイティブの子どもが「英語の読み書き」を学ぶオンライン教材の魅力
日本に住んでいた頃、上の子供の英語教育は、頭痛の種でした。 お父さんがイギリス人だから、苦労しなくても英語が話せるようになっていいね とよく言われましたが、子供だって必ずしも苦
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.3.7
教科書のないイギリスの小学校の「国語」教育とは? 多読と『オックスフォードリーディングツリー』の魅力
ビフとチップ、それにキッパーという3人の子供が出てくる物語があります。日本では決して有名な作品ではありません。けれどイギリスの子供だったら、誰でも知っているでしょう。
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.2.21
イギリスの小学校では○○がクラスメイトの家を旅して回る!? 文字への興味を高めてくれる “秘密道具”
イギリスの小学校は4歳から始まります。4歳から1年生になるのではなくて、「レセプションクラス」(Reception class、入学準備学級)に入るのです。 4歳ではまだ日本
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.1.24
イギリスの小学校では必須科目! グローバル時代を生き抜くための「RE」
イギリスの小学校では、クリスマスの時期によく、教会でクリスマス発表会を開きます。上の子はキリスト教系の公立校に行ったので、もちろんですが、宗教と特に関わりのない公立校に通っている下
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2019.1.10
みんな違って、みんないい。違いを恐れない子に育てるための「多様性」を学べる絵本
『男の子も、女の子も、ステレオタイプにはまらない生き方を。子どもの本棚のバランスを考える』という記事で以前、 男の子が主人公の物語は、女の子が主人公の物語よりも多く出版されている
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2018.12.13
“歴史好きな子” を育てるには? 読書のお供に「地図と年表」を、調べ学習のきっかけに「映画や本」を。
『天空の城ラピュタ』『借りぐらしのアリエッティ』と続いてきた「アニメから入るイギリス児童小説とイギリス社会」。このテーマでの最終回にあたる今回は『思い出のマーニー』を取り上げたいと
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2018.11.29
映画鑑賞から読書、図工や作文へ! ジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』から広がる “イギリス流” の学び方
前回はジブリ映画『天空の城ラピュタ』から、親子でイギリスの社会と文化を学ぶためのヒントについてお話ししました。今回は同じスタジオジブリから『借りぐらしのアリエッティ』を取り上げます
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あたまを使う/教育を考える/本・絵本/英語 2018.11.15
学びの種はアニメにも! ジブリ映画『天空の城ラピュタ』から、親子でイギリスの社会と文化を学ぼう
ジブリの映画には、イギリスがよく登場します。 『ハウルの動く城』や『借りぐらしのアリエッティ』、『思い出のマーニー』はイギリスの児童文学をベースにしていますし、『天空の城ラピ