教育を考える/食育 2018.6.30

“魅せるための工場” として楽しませる<神戸工場>が熱い!【食のまなび探検隊「キユーピー(株)」その5】

編集部
“魅せるための工場” として楽しませる<神戸工場>が熱い!【食のまなび探検隊「キユーピー(株)」その5】

【食のまなび探検隊「キユーピー(株)」その4】のつづき

子どもの食の大切さについて学ぶため、企業の食育活動に関するお話をうかがう『食のまなび探検隊』。「キユーピー(株)編」その5は工場見学のお話です。

キユーピーでは工場見学のことを「オープンキッチン」と呼んでいます。それは「工場は家庭の台所の延長」という考えがあるから。安全・安心なマヨネーズを家庭に届けるため、そしてどのようにしてマヨネーズが作られているかを見学者一人一人にしっかりと見てもらうため、工場ではさまざまな工夫が凝らされています。なかでも2017年に稼働をスタートした神戸工場は、魅せることに特化した作りとなっています。その楽しみ方を教えていただきました!

工場は家庭の台所の延長

ーーキユーピーの工場見学もとても人気がありますよね。

矢島さん:
現在、全国の5つの工場(茨城・山梨・愛知・兵庫・佐賀)で見学施設を設けています。一般的には工場見学と言われますが、キユーピーでは『オープンキッチン』と呼んでいます。

鈴村さん:
『オープンキッチン』という呼び方は独特な言い回しだと感じられますよね? キユーピーは「工場は家庭の台所の延長」だと考えているんですね。工場でもちゃんと安全・安心に作っているんだよ、というのを「見ていただく」という考えのもと工場見学を実施しています。

ーーただ商品が作られている様子を見せるだけではない、しっかりとしたコンセプトが『オープンキッチン』の背景にはあるのですね。

菅原さん:
東京にはマヨネーズの歴史やおいしさの秘密を楽しく体感できる施設『マヨテラス』がありますが、関西には最新技術が見られる神戸工場があります。

食のまなび探検隊キユーピー編第5回2

2017年の春に本格的に見学施設として稼働した神戸工場は、製造ラインが最新式なので、それ自体ももちろん見どころです。ただそれだけにとどまらず、たくさんある見どころを“魅せる”ために設計された見学通路になっているんです。

上から、横から、そして全体を見ることができるので、見学に来ていただいた方たちからは「色々な角度から見ることができて楽しい」という声が多いです。マヨネーズが詰められているところを真近で見るのは見ていて楽しいですよ。

食のまなび探検隊キユーピー編第5回3

食のまなび探検隊キユーピー編第5回4

ーー見応えがありますね! 見学時間はどれくらいですか?

菅原さん:
所要は1時間半です。イベントなどがあると2時間になることも。最後はマヨネーズを試食していただくので、とても満足していただける見学内容となっています。

鈴村さん:
神戸工場に関しては、年間5万人の来場者数を目指していますが、昨年本格稼働した新しい施設でもあるので、まだまだたくさんの可能性を秘めていると考えています。

見学するときにお集まりいただく待合フロアなんかも、どーんと広くなっていまして、キユーピーやマヨネーズの歴史、野菜の大切さを知ることができる展示物やオブジェ、「たまごの部屋」といってたまごに関する知識が深められるコーナーなど多彩なコンテンツをご用意しています。つまり「食育」という観点からも非常に有効に活用できる素材が揃っているわけです。

ーーキユーピーのマヨネーズを通して野菜や食についてもたっぷりと学べる施設でもあるんですね。子どもだけではなく大人もとても楽しめそうです。

食のまなび探検隊キユーピー編第5回6

食のまなび探検隊キユーピー編第5回7

食のまなび探検隊キユーピー編第5回8

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取材を終えて、私たちの食卓に当たり前のようにあるマヨネーズには、キユーピーで働く方たちの「愛情」もたっぷり詰まっているのだということがわかりました。そして、マヨネーズの魅力をたくさんの子どもたちに伝えてくれる『マヨスター』は、野菜の大切さ、美味しさだけではなく、「身近な食品を作る仕事」についても丁寧に教えてくれます。マヨネーズ教室やオープンキッチンを通して、子どもたちはきっと他では体験できない多くのことを学ぶでしょう。