教育を考える 2019.1.1

絶対に読んでほしい! 子どもの才能をぐんぐん伸ばす親とは? 【10歳の壁・親の愛情・本番に強い子 他】

編集部
絶対に読んでほしい! 子どもの才能をぐんぐん伸ばす親とは? 【10歳の壁・親の愛情・本番に強い子 他】

2018年2月にスタートした『StudyHacker こどもまなび☆ラボ』では、たくさんの学びの情報を読者のみなさまにお届けしてきました。その中でも最も人気の高かった記事をランキング形式にしてご紹介します。

ここからは上位(5位〜1位)にランクインした記事をダイジェストでお届けします!

★第5位★

『“親の愛情” で子どもの海馬が大きくなる!? 子どもの脳を育てる5つのヒント』

子どもの才能をぐんぐん伸ばす親とは? 【10歳の壁・親の愛情・本番に強い子 他】2

脳が発達する幼少期、親がしてあげられることとは? 習い事や運動が脳に及ぼす影響はもちろん、自然体験絵本の読み聞かせも脳科学の視点から非常に良い影響を与えていることがわかりました。「子どものために」と信じて行なっているけれど、はたして脳科学的に効果があるのかな? と不安を感じている親御さんが、安心して子育てできる情報が満載です。

ワシントン医科大学のJoan Luby博士らの研究グループはMRIを用いて92人の子どもの脳をスキャンしました。その結果、親からの愛情を充分に浴びて育った子どもは、そうでない子どもに比べて、脳の海馬の大きさが10%近くも大きかったそうです。

(引用元:こどもまなび☆ラボ|『“親の愛情” で子どもの海馬が大きくなる!? 子どもの脳を育てる5つのヒント』

脳とはとても不思議なもので、親の愛情のかけ方さえも子どもの発達に大きな影響を与えるのですね。他にも、自然体験では脳の前頭葉機能を改善してくれたり、読み聞かせが感情や情動にかかわる「大脳辺縁系」が活性化したりすることもわかっています。記事の中でより詳しく説明しているので、ぜひお読みください。

子どもの知的好奇心を育てる3つのポイント
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★第4位★

『「10歳の壁」「9歳の壁」「小4の壁」とは? 子どもの発達段階を意識した4つの対処法』

子どもの才能をぐんぐん伸ばす親とは? 【10歳の壁・親の愛情・本番に強い子 他】3

○○の壁」という言葉、最近よく耳にするようになりましたよね。とくに9〜10歳という年齢は子どもの成長にとって大きな転換期であり、抽象的な概念も理解できるようになる大事な時期です。勉強がぐんと難しくなる時期でもあるので、ここでつまずかないためにも、この壁はぜひ乗り越えたいところ。そんな不安を抱えた親御さんたちからたくさんの支持を得たこの記事が第4位です。

10歳ごろになると「他者意識」が発達し、他人との比較を通じて自分を認識するようになるため、子どもの自己評価や自尊心が低下してしまうのだそう。嫉妬などのネガティブな感情も生まれ、気に入らない相手を無視したり、その人について悪いうわさを流したりといった「関係性攻撃」につながってしまう場合もあるとのことです。

(引用元:こどもまなび☆ラボ|『「10歳の壁」「9歳の壁」「小4の壁」とは? 子どもの発達段階を意識した4つの対処法』

勉強面だけではなく、精神面でも大きな変化が現れるこの時期。深刻な問題としてメディアなどでも取り上げられるようになり、いっきに注目が集まりました。そこでこの時期、親として子どもにどのように接したらいいか、記事の中で詳しく解説しています。「ほめて自信をつけさせる」「家事を手伝わせる」「体験活動をさせる」など、難しいことは一つもありません。ぜひ記事を読んで試してみてくださいね。

★第3位★

『「落ち着いて」はNGワード!? “本番に強い子”になる、正しい言葉かけと簡単トレーニング』

子どもの才能をぐんぐん伸ばす親とは? 【10歳の壁・親の愛情・本番に強い子 他】4

子どもが本番で実力を発揮できないのは、「緊張しているから」だと思い込んでいませんか? でも緊張は誰でもするものです。ここで重要なのは緊張していても実力が発揮できるかということ。この記事は「本番に強い子になるための方法を知りたい!」と願う多くの親御さんたちの心に響き、堂々の3位にランクインしました。

森川氏は、「自己肯定感」が本番で力を発揮するための大きなポイントになると言います。(中略)“緊張したけどできた”という成功体験を積み重ね、自己肯定感を育てることが、“本番に強い子”につながっていくと言います。

(引用元:こどもまなび☆ラボ|『「落ち着いて」はNGワード!? “本番に強い子”になる、正しい言葉かけと簡単トレーニング』

大事な本番前、ついつい「落ち着いて!」「あなたなら絶対にできる!」と励ましてしまいがちですが、これらの言葉を子どもにプレッシャーを与えてしまいNGだそう。ポイントは、子ども自身が「どれくらいできそう」かを確認する手助けをしてあげること。そして、「自分ができそうな行動(=OKライン)」を決めてあげて、ひとつひとつクリアしていくことです。これなら難しくありませんね。

★第2位★

『フランスの子どもは消しゴムを使わない。「間違いを消さない」がとても大切な理由』

子どもの才能をぐんぐん伸ばす親とは? 【10歳の壁・親の愛情・本番に強い子 他】5

『StudyHacker こどもまなび☆ラボ』がスタートしてからすぐに公開されたこの記事は、長きにわたりランキング上位に君臨してきました。しかも、10ヶ月が経過したこの時期にも人気記事ランキングに再浮上するなど、その注目の高さがうかがえます。日本とは違うフランスの学習環境や学習への取り組み方、きっと参考になるはずですよ。

消しゴムによって、子どもたちが書いた内容を初期化させないことで、教師は子どもたちの情報のすべてを把握できるのです。プロセスも含めて“思考の進化”が記録されることで、子どもの個性までが筒抜けになるため、採点する教師としては的確な評価と指導が可能になります。

(引用元:こどもまなび☆ラボ|『フランスの子どもは消しゴムを使わない。「間違いを消さない」がとても大切な理由』

大事なのは、「正しいか」「間違っているか」ではなくそこに至るまでのプロセスなのですね。思考の過程を教師が把握することこそが、それぞれの子どもたちに合った指導を可能にしているのです。また、消せない文房具を使うことについて、「美しさ」を重視するフランスらしい理由も。文房具から見える教育への姿勢に驚き、感心したという読者からの熱い支持により、堂々の2位を獲得しました!

★第1位★

『観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!』

子どもの才能をぐんぐん伸ばす親とは? 【10歳の壁・親の愛情・本番に強い子 他】6

映えある第1位に輝いたのは、『演劇鑑賞』のメリットをご紹介したこの記事です。公開後じわじわと話題を呼び、異例のロングランを記録したこの記事は、とある劇場からも問い合わせがくるほどに注目が集まりました。世の親御さんたちの「本当はもっと子どもを観劇に連れて行きたい!」という切なる願いがランキングの結果につながったように感じます。

子どもたちは演劇を鑑賞することにより、人とのかかわり方、自分の意見の持ち方などを考えることができます。演劇鑑賞は、学力としては測ることのできない共感力や社会性などを養うことができる絶好の機会なのです。

(引用元:こどもまなび☆ラボ|『観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!』

子どもの情操教育にも大きなメリットが期待できる演劇鑑賞について、今一度考えさせられる充実した内容の記事でした。豊かな感情表現を養い、共感力や社会性も育まれる演劇鑑賞は、子どもが小さいからこそぜひ親子で一緒に楽しみたいですね。記事では、子ども向け演劇の紹介もしていますので、ぜひ参考になさってください。

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